「朝起きて鏡を見ると、顔のテカりがすごいです。化粧もかなり早くに崩れます。 毎日スキンケアはしっかりしているつもりですが、よくなりません。」
「とにかく顔がテカります。朝起きるとテカテカ。洗顔して化粧するとしばらくは持ちますが、お昼頃になるともうテカテカです。」
朝起きると顔がテカテカに脂が浮いているという方。
そのような方は皮脂量がとにかく多くて、朝お化粧して職場に向かうも、職場につく頃にはもう顔が脂が浮いてお化粧が崩れかけている。ということがあると思います。
お化粧が崩れることが気になって、仕事に集中できない。これはもう最悪ですよね。すごくストレスが溜まりますし。
お化粧が崩れるなんてそんなに気にせずに過ごしたいものです。
このページではとにかく顔がテカって、他のことがあまり手につかなくて仕方ないので、あまり気にならない程度まで改善したい、という方に
- 朝からテカテカになるほど皮脂が出てしまう原因
- 皮脂の分泌量を根本的に改善していくおすすめ化粧品
の情報を掲載していきます。
このページの目次
朝からテカテカになるほど皮脂が出ている原因は「乾燥」
朝からテカテカになるほど皮脂が出ている。この原因は「乾燥」です。
もともと肌の水分保持力が弱く、肌の表皮の下の角質層が乾燥しがちな人にこの症状になるひとが特に多いです。
これをスキンケア用語では「インナードライ」と言っています。
表面は皮脂でベタベタしているのだけども、肌の中は乾燥気味なのです。
皮脂でベタベタするのは、皮膚の表皮をバリア―しているつもりなのです。
皮脂でただでさえ少ない水分を逃がさないように閉じ込めているというわけです。
皮脂が多い自覚がある人は、スッキリを求め、化粧落としにプラスして強い洗浄剤の洗顔料で洗ってしまいがちです。
その結果、ただでさえ水分保持力が弱いのに、皮脂のバリアーを盛大に破壊してしまい、角質層の水分がどんどん蒸発してしまいます。
皮脂は角質層の乾燥具合に従って出てくる傾向があります。
皮脂が異常に多い場合は、まず肌が相当乾燥していることを疑いたいです。
インナードライ肌の場合は、肌の水分保持力を上げることで皮脂の量は減る方向にいくことになります。
肌の水分保持力は弱くないけど肌のテカリがひどい人。間違った肌ケアをしがち
ただし、そもそも肌の水分保持力はさほど弱くないけども、朝の肌のテカリがひどい。という人もいます。
別に水分を蒸発させないよう、たくさんの皮脂を出す必要はありません。
ですが、皮脂がもともと多めという人の場合、やはりスッキリを求めるために、化粧落としにプラスして強い洗浄剤の洗顔料でしつこく洗いがちです。
一瞬、皮脂を落としすぎてしまうのです。
角質層は乾燥しなくても、表皮の皮脂が一瞬でも極端に失われ、肌の表面に乾燥を少しでも感じた場合、普段どおり多い皮脂に加えて、乾燥を神経が確認した分プラスして余分に放出されてしまうのです。
角質層の水分を逃がさないために皮脂が分泌されるわけではないということです。
このような人の肌はもともと皮脂の量が多めなので、脂症肌と言われています。
脂症肌の場合はもともとさほど化粧水や乳液をたくさん使って保湿する必要はありません。
しかし、スキンケア情報には上にあげた「インナードライ」が多いため、インナードライ肌と思い込んで過度に肌の水分量を上げようとスキンケアをガンバる人が多いんですね。
頑張っても皮脂の量は減ることなく、今度はむしろ過剰なスキンケア成分により栄養過多状態になってしまい、吹き出物やらニキビやらが出てしまったりする場合があります。
このような脂症肌の人は肌の水分保持量を上げることをあまり考えなくてよいのです。
インナードライ肌に比べて脂症肌の情報が少ない理由としては、日本人に脂症肌が少ないということがあります。
インナードライ肌と脂症肌との数を比べた場合では、脂症肌の割合はインナードライ肌のたった8%程度といわれています。
そのため、テカリのケアの情報はインナードライ肌対象のものばかりが上げられているのです。
インナードライ肌、脂症肌ではテカリの基本原因が異なります
- インナードライ肌でテカリやすい人
- 脂症肌でテカリやすい人
これらはテカリの基本的原因が異なります。
インナードライでテカりやすい人は、単純に肌の水分保持力が弱いのが原因です。
肌の表皮から水分を蒸発させないために皮脂をたくさん分泌せざるを得ない状態に追い込まれています。
脂症肌でテカリやすい人はもともと体質的に皮脂量が多い人です。肌の水分保持力が弱くはないことが多いです。
男性ホルモンの「テストステロン」または、女性ホルモンの「プロゲステロン」の分泌量が多いことが原因です。
「プロゲステロン」は月経周期では排卵後の黄体期~月経前に分泌量が多くなります。
参考・画像引用:知っておきたい、月経と肌の関係について/資生堂
このホルモン物質は子宮内膜を妊娠前の状態に整える役割をするのですが、肌との関係では、皮脂の分泌を活発にしてしまうのです。
また、男性ホルモンの「テストステロン」も皮脂の分泌を促すホルモンです。
プロゲステロンは思春期の頃~25歳の頃が最も分泌量が多く、25歳を超えると次第に分泌量が減っていきます。
このため、皮脂が多くなりニキビや吹き出物が出やすいのはこの頃で、25歳頃からしばらくは一旦落ち着く傾向があります。
しかしながら、30代半ばごろになると、今度は女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が衰えるとは反対に、テストステロンの分泌量が増えてきます。
プロゲステロンが多く、皮脂が多かった人は、テストステロンも多くなりがちで、やはり皮脂が多くなりやすいです。
つまり、脂症肌の人は思春期~25歳くらいまで、また30代半ば~40代に入るくらいと、2回くらい皮脂が極度に多くなる時期があるということです。
尚、脂症肌の人は全体的な性ホルモンの分泌量自体多い傾向にあります。
女性ホルモンのエストロゲンは肌の水分を維持する性質を持ちます。
よって、性ホルモンの分泌量が多い人は肌の水分、皮脂両方とも多い傾向にあるのです。
インナードライ肌、脂症肌の見分け方
インナードライかどうかの見分け方を書いておきます。
肌は乾燥するとつっぱる感じがあります。
これを利用してインナードライかどうかを確認できます。
洗顔をしたあとに、化粧水や乳液をつけずに、5~10分放置してみます。
インナードライ肌は水分保持力が弱いため、この状態だとつっぱり感がでてきます。
また、この状態でつっぱり感はさほど感じないといった場合、脂症肌の可能性が高いです。
脂症肌の場合、この状態ではあまり間を置かずに皮脂が額、鼻の頭(いわゆるTゾーンといわれる部分)からにじんできてしまいます。
インナードライ肌では水分、栄養をたっぷり補給すれば皮脂が根本改善するの?
- インナードライ肌でテカリやすい人
- 脂症肌でテカリやすい人
原因はかなりに違いますが、これらの根本的に改善するために最優先しなければならないのは基礎化粧品の見直しです。
まず、ケアとしてはどちらも
- 洗顔時に皮脂を根こそぎ洗浄せず、ある程度残す
ということが必要です。
しかし、これまで書いてきた情報では
- インナードライ肌は肌に十分水分、栄養分を補給
- 脂症肌は水分、栄養分を補給しすぎない
というように、潤い補給は対応が分かれる、と思われると思います。
ただ、インナードライの場合、肌の水分量が落ちているからといって、たっぷりの化粧水、乳液で水分をこれでもかと投入しても、肌の水分保持の能力を上げることにはなりません。
この対応はあまり賛成できません。
皮脂が異常に多い人は肌質に限らず「過剰なスキンケア」を疑う必要があります
スキンケアというと
- クレンジングなどで化粧を落とす
- 洗顔で皮脂汚れや角栓などを落とす
- 化粧水で水分を与える
- 美容液で栄養を与える
- 乳液で水分、油分を与える
- クリームで油分を与える
一般的にはこのようにしますけども、これはさすがに過剰だと思います。
化粧水、美容液、乳液、クリーム、これほどにたくさん種類の基礎化粧品を使わなくてはならないのは、化粧を落とし、洗顔をするというダブルの洗顔により肌の表皮の皮脂も角質層の水分もほとんど落としてしまうから。
外から皮脂、水分に変わるものをもってこようということですよね?
でも、本来、皮膚がやらなければならないことを、全部与えるだけでなく、「与えすぎて」しまったら、肌の能力「肌力」は弱ってしまうと思いませんか?
化粧水、美容液、乳液…何度水分を与えるのでしょう。
乳液、クリーム…何度油分を与えるのでしょう。
同じ繋がった皮膚なのに、頭皮の場合はシャンプーだけに保湿を頼る人がほとんどです。
抜け毛が気になる年齢にならなければ、頭皮美容液など使いません。
身体には、全身にボディローションを塗るなんて人は少数派だと思います。
乾燥する冬には意外と多いかでしょうが、夏にする人はあまりいませんよね。
乾燥しやすい手足にクリームをつけることも夏場はあまりしないでしょう。
でも、こと顔になると、洗顔の後、これでもかと水分、油分、栄養を与えまくります。
他の部位の肌と比べると、顔の肌は過剰にいじられていると言わざる得ません。
肌にはもともと再生力とともに、水分や油分の自己調整力があるものですが、あまりにいじられると調整力が狂ってしまいます。
過剰な皮脂でテカリがひどい、という結果になっているのは、いじりすぎで肌の水分、油分の調整力が狂ってしまっていると考えられるのです。
インナードライ肌、脂症肌。ともに肌のいじりすぎが過剰過ぎる皮脂をもたらしている一番の原因であることがほとんどです。
洗顔を起点に、シンプルなスキンケアで肌の再生力、調整力を取り戻すおすすめのスキンケア製品
そもそも、女性はお化粧をするので、
- クレンジングなどで化粧を落とす
- 洗顔で皮脂汚れや角栓などを落とす
どうしても2回は洗わないと汚れがスッキリ落ちません。
肌の再生力が追いつかないほどに、洗顔、洗顔で肌を痛めている。このことが過剰なスキンケアの出発点です。
「一度の洗顔で、化粧汚れ・皮脂汚れや角栓など、全部の汚れが落ちる。」
「同時に洗顔時に肌の水分・油分を奪いすぎない」
これができれば、スキンケアをやりすぎることがなくなります。
この考え方で、洗顔を起点に、シンプルなスキンケアで肌の再生力、調整力を取り戻すおすすめのスキンケア製品があります。
それが「P.G.C.D.のスキンケアセット」です。
P.G.C.D.のスキンケアセットは
- 夜専用のスキンケアソープ
- 朝専用のスキンケアソープ
- トリプルエッセンス美容液
の3つのスキンケア製品のセットです。
「洗う」「潤す」だけのたった2段階のシンプルケア。
- 「もちもちな細かいちょっと硬めの大きな泡で、しっかりと夜のがんこな化粧汚れ、角栓汚れ、朝のがんこな老廃物を巻き取り落とす。でも、水分、油分を取りすぎない、高品質スキンケアソープ」
- 「洗顔で少しばかり足りなくなった水分、油分、栄養を1本で適度に補給。みずみずしくもきりっと若々しい肌に整えてくれるオールインワン美容液」
たった2種類、せっけんと美容液だけで、必要なスキンケアをすべて施しながら、肌の再生力、水分や油分の自己調整力を取り戻すのをサポート。
絶妙なスキンケアバランスが取れているセットです。
肌のターンオーバーがぐるっと一回りする周期は、顔の肌の場合は約1ヵ月(平均28日)ですが、14日分のトライアルセットで十分その効果がわかるでしょう。
インナードライ肌、脂症肌、どちらの人もまず試してみてほしいスキンケアセットです。
日に日に「朝のテカリがましになっていく」「化粧直しの頻度が少なくて済むようになっていく」のを確認できると思います。
「P.G.C.D.(ペー・ジェー・セー・デー)スキンケアトライアルセット」
「洗う」「潤す」2ステップのシンプルスキンケアを追求した、フランス生まれのスキンケアセット。本来の肌力を取り戻すための処方です。
朝専用のスキンケアソープ。「サボン クレール」…睡眠中に蓄積した皮脂、老廃物をフルール酸でしっかり除去。最小限の潤いをキープし、美容液が浸透しやすい肌へ整えます。
夜専用のスキンケアソープ「サボン フォンセ」…濃密な弾力泡が、メイクや毛穴に詰まった汚れ、メラニンを含む古い角質を吸着。最小限の潤いをキープしながら、一度で化粧落としと洗顔か完了。黒ずみなど酸化した皮脂汚れも使い続けるうちにきれいになります。
トリプルエッセンス美容液「ロシオン エクラ」…「適度に潤す」→「適度に与える」→「逃さない」の全ステップをシンプルに1本で完結。保湿、ハリ、美肌に必要な33種類の成分を厳選調合し、適切な潤いを栄養をもたらします。
肌の保水力、皮脂の調整力が取り戻せることでは、肌の水分不足が主な原因で起こるこじわ、くすみ、黒ずみなどをどんどん良くしていってくれます。
ファンデ―ションで隠す必要のない、血色良いきめ細かい肌を作りたい人にもおすすめのセット。
まずは14日分のトライアルセットから試しましょう。
2、890円(税込)と試しやすい価格。30日間の返金保証付きです。
>>P.G.C.D.(ペー・ジェー・セー・デー)スキンケアトライアルセット公式サイトへ<<
まとめ
「朝起きると顔のテカりがすごい」「お化粧も間もなく崩れる」といったようなガンコなテカリを改善するには何より
- 洗いすぎない
- 水分、栄養、油分を過剰に与えすぎない
この2点に気をつけて正しくスキンケアし、本来の肌力をとりもどしていくことが大切です。
皮脂量は随分改善していくことはもとより、くすみ、黒ずみ、ブツブツなどの肌トラブルも少なくなっていきます。
そのためには、シンプルケアが可能な、良い基礎化粧品を使うことが必要になってきます。
プチプラの安い化粧品などで状況を改善しようとしても、安いだけあってどこかに大きな欠点があるので、結局いろんな種類を複数使って欠点を補おうするなど過剰に顔をいじることになりやすく、症状がむしろ悪化しやすいです。
「P.G.C.D.のスキンケアセット」のような良いものを厳選して、本当に必要なケアだけをしていく方向性を取りましょう。