- 30代になったら急に頭皮が臭い出した!
- 髪の毛と頭皮を丁寧にシャンプーしても、翌朝には頭皮はベタつき、脂っぽい臭いとかゆみを感じてしまう
- シャンプーが合わないのかと何度も換えて、頭皮をこれでもかとクレンジングしてみたけど頭の臭いが減らない…
- 頭皮の臭いが気になり過ぎて、臭いがバレるのが嫌で友達や仕事仲間に近づけない…
このページで主に対象としているのは、私と同じ女性ですが、頭皮の臭いが気になる男性も対象になると思います。
このページに来られた方は、頭皮の臭いが気になって、何度もシャンプーを換えて、しっかり頭皮の皮脂や汚れを落としてみたけど、なかなか頭皮の臭いが減らないということで、藁をもつかむ思いを抱えているような方が多いと思います。
そこで、シャンプーを何度も換えても、しばらくすると頭皮がベタついてしまい、頭皮の臭いが出てしまうという方に、「シャンプーを換えずに」試していただきたい、「頭皮専用の化粧品」を紹介します。
このページの目次
今後もシャンプーをいくら高価なものにしても頭皮の臭いが治まらないかもしれません
シャンプーを何度か換えられたとは思うのですが、その際、何を重視して変えられましたか?
ドラッグストアやスーパーにはシャンプーがたくさん並んでいますが、いまいちどれが頭皮の臭いにいいのかはよくわかりませんよね。
「頭皮を健やかに保つ」とか、「すっきり洗い流す」とかいう言葉を重視して選ぶと思います。
安いのがいけないんじゃないかと思ってだんだん高いシャンプーにしていく。
市販のシャンプーだと、400ml~500mlくらいのボトルタイプで1000円超えると、高いナアというくらいになると思います。
最近ドラッグストアなんかでよく見かける、高めで人気のあるオーガニック(ボタニカル系)シャンプーは
「BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルスカルプシャンプー」
あたりがですね。
内容量490mlで、90%以上が植物由来成分とクリーンな水で構成された成分ということで、一昔前には考えられなかった安全重視の豪華な内容です。
このあたりまで使ってみても、結局、シャンプーしてしばらくすると頭皮がベタついてしまい、頭皮の臭いが出てしまうのが変わらなかった…という方。
そのような方はこれから先、シャンプーをいくら高価なものにしても頭皮の臭いが治まらないかもしれません。
一体何がそんなに頑固に頭皮の臭いの改善を拒んでいるのでしょうか。
まず頭皮の臭いのメカニズムにスポットを当てたいと思います。
頭皮の臭いの最も大きな原因は「皮脂の酸化」
頭皮の臭いの原因の最も大きなもの。
それは「皮脂の酸化」です。
皮脂そのものの臭いはほとんどないのですが、それが空気に触れて酸化していくと、酸っぱい臭いを強烈に放つようになります。
臭いは皮脂の分泌量が多ければ多いほど強くなります。
もしまだ髪が乾いてない場合は、それと相まって雑菌が繁殖する温床となり、さらに雑菌よる腐敗臭が加わっているのです。
自分でわかるほどの臭いになると、他人にとっては相当きついのでは?と恐怖を感じてしまうかもしれません。
実際、きついです。あえていう人もいないでしょうけど…
分泌される皮脂が多すぎる。その要因とは。
臭いの原因は皮脂の酸化ですが、それ以前に分泌される皮脂が多すぎる、ということがあります。
- 急に頭皮の臭いが気になりだした。
- 頭皮のベタつきが気になりだした。
もともと皮脂が多く、長年頭皮の臭いやベタつきに悩んでいる…という人もいらっしゃるでしょう。
急に頭皮の臭いやベタつきが出てきた。
という人もいらっしゃると思います。
その場合、
- 出産後の体質の変化
- 年齢による体質の変化。30才半ばくらいから気になりだした
- 仕事を変えてしばらくして変化が
などきっかけは様々です。
きっかけは複合的に混ざっているかもしれません。
でも、これらに共通して言えることは、
「女性ホルモンの分泌量低下。それによる頭皮の保水力の低下。」
があるということでしょう。
上に上げたいくつかのきっかけの例を見ていきましょう。
出産後の体質の変化により急に頭皮の臭いやベタつきが出てくる
出産後には身体を妊娠前の状態に戻すために女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンの分泌が急激に減少します。
女性ホルモンの急激な現象は抜け毛など髪にも大きな影響を与えます。
皮脂が多くなり、頭皮の臭いが強くなったりもします。
これは
「女性ホルモンが維持してた頭皮への影響が急激に低下し、男性ホルモンのテストステロンの影響が強まる。」
からです。
具体的に言えば、女性ホルモンの影響で潤っていた頭皮のみずみずしさが弱まり、男性ホルモンが皮脂の分泌を促進します。
皮脂が多くなれば、当然シャンプーの回数を多めにしたりして、皮脂を落とそうとします。
その結果、洗い過ぎて頭皮が乾燥しやすい環境を作ってしまうのです。
頭皮の乾燥を感じると、頭皮の皮脂腺は多くの皮脂を分泌しますが、皮脂の分泌量が過剰になりすぎる傾向があります。
さらなる頭皮の臭い、ベタつきをもたらすのです。
もちろん、女性ホルモン量は次第に安定してきて、1年くらいすれば妊娠前の水準に戻る方が多いわけですが、出産をきっかけに体質が変わり、頭皮環境が妊娠前の状況にが元に戻らない、という方もいらっしゃるようです。
年齢による体質の変化。30才半ばくらいから気になりだした
30代半ばから、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減っていき、50代の後半~60代、つまり閉経後になるとその分泌量はほとんどわずかになってしまいます。
エストロゲンの分泌が減っていくことは、女性の基本体質を大きく変えていきます。
エストロゲンの働きとしては肌の水分を保持し、うるおいを保つことがあります。
ハリ、ツヤ、コシのある髪を作ります。
エストロゲンの分泌量が減ることは、まず、肌の水分が少なくなり、潤いがなくなることです。
この傾向は全身では肌質がとてもデリケートな頭皮に顕著にでます。
肌の水分保持力が衰えることでは、シャンプーの洗浄成分による乾燥にとても弱くなります。
乾燥を抑えるために皮脂を過剰分泌してしまうようになるのです。
これにより頭皮の臭い、ベタつきが出てきやすくなります。
さらに、ホルモンバランス的に男性ホルモンであるテストステロンの影響が強まるため、二重に皮脂が多くなる傾向になります。
仕事を変えてしばらくして変化が
生活に大きな変化があり、ストレスが増すとホルモンバランスが乱れやすくなります。
特に仕事に慣れないことによるストレスは相当なものです。
生理周期などにも大きい影響を与えますよね。
ホルモンバランス的には女性ホルモンのエストロゲンの分泌が衰えます。
その分やや男性ホルモンのテストステロンの比率が多くなると、肌の水分の保持力が弱まり、皮脂が多く出るようになります。
皮脂が多くなれば、やはりシャンプーの回数を多めにしたりして、皮脂を落とそうとします。
その結果、洗い過ぎて頭皮の中が乾燥しやすい環境を作ってしまいがちです。
頭皮の乾燥を感じると、頭皮の皮脂腺は多くの皮脂を分泌しますが、皮脂の分泌量が過剰になりすぎる傾向があります。
さらなる頭皮の臭い、ベタつきをもたらすのです。
皮脂汚れを落とすほどに皮脂の分泌量が増加し、頭皮の状態を悪化させる
理由は様々で、体質によっても違いますが、皮脂が多くなるきっかけが「女性ホルモンの分泌力の低下」と、相対的な「男性ホルモンの増加」によります。
皮脂が多くなると、皮脂は酸化して汚れとなり、ベタつきや臭い、フケの原因となります。
汚れを落としたいと頑張ってシャンプーしないとなかなか酸化した皮脂汚れは落ちません。
しかしながら、汚れを取ろうと頑張ってシャンプーすると大体シャンプーをしすぎてしまうのです。
酸化した皮脂は洗浄したいのですが、それに伴って保湿をしていた皮脂まで洗浄してしまうと、もともと保水力が落ちて乾燥に弱い頭皮に、さらに皮脂不足による乾燥をもたらします。
髪と違い、頭皮は洗浄しているそばから乾きます。
頭皮表面が乾くのではなくて、苛烈な洗浄が頭皮の角質層の水分まで奪い、「インナードライ」状態になってしまうのです。
角質層内まで乾燥すると、その乾燥は頭皮表面の乾燥と感じ、皮脂腺から、これ以上の水分を蒸発させまいと頭皮を皮脂で覆うために、皮脂が過剰分泌されるのです。
過剰分泌された皮脂はひどい皮脂汚れとなります。
あとは「堂々巡り」です。
過剰な皮脂分泌 ⇒ ひどい皮脂汚れ ⇒ 苛烈な洗浄 ⇒ 水分の蒸発によるひどい乾燥 ⇒ さらなる過剰な皮脂分泌 ⇒ …
のように、どんどん頭皮の状態を悪化させてしまいがちになるのです。
頭皮の臭いケアのためのシャンプーで臭いが改善できなかった理由
これに対応するには、
- 洗浄力が強すぎないアミノ酸シャンプーを使えばよいのでは?
- 皮脂の代わりとなる保湿成分が十分入ったシャンプーを使えばよいのでは?
とすぐに想像がつくと思います。
そのとおりです。
でも、市販のシャンプーでは上に上げたやや高めのオーガニック系シャンプーでも、まだまだ強い洗浄成分を持っています。
そして保湿成分も皮脂の代わりになりきれるものではありません。
インターネット通販では、
頭皮の臭いケアのためのシャンプーとして、
「キュアラフィ」
というシャンプーがあります。
- 過剰な洗浄力を用いないで、毛穴の中まで薬用成分で優しく余分な皮脂をはがす
- 皮脂に最も近いアミノ酸の保湿成分を補給する
ことで、皮脂腺の大きさから正常にしていこうとするコンセプトです
このシャンプーは皮脂量を抑えるにはとても良いシャンプーです。
このシャンプーで頭皮の状態が良くなっていく人は多いでしょう。
ただ、洗浄成分が弱いために、どうしてもすすぎ残しのような感覚が残り、何度も洗い込んでしまうという人も少なくないです。
洗浄力が弱いと言っても、洗浄成分自体はシャンプーには入っているので、何度も洗い込めば洗浄力の強いシャンプーで洗うのと同じです。
このようなことになると、洗い過ぎてしまい、かえって頭皮のベタつきや臭いが増した…となることも少なくないのです。
かなり高い頭皮の臭いケア用シャンプーを使っても、洗い心地を悪く感じ、洗いすぎてかえって頭皮のベタつきや臭いが増したらどうしたら良いのでしょうか。
このページに来られた方はひょっとして、このような頭皮の臭いケア用シャンプーを使ってみて、合わなかったという人が多いかもしれません。
頭皮の臭いケア用シャンプーはシャンプーではほとんど最終兵器的なものです。
それでも改善が難しいとなるとシャンプー以外のケアを試みる必要があるでしょう。
頭皮の水分、潤いを直接補うことが頭皮の臭いを抑える最も有望な方向性
そもそも皮脂量が多くなっているのは、頭皮の水分保持力、潤いが弱いせいです。
性ホルモンの分泌量をコントロールして、頭皮の保水力を取り戻そう…などということはできません。
しかしながら、頭皮の保水力を引き上げることはできます。
頭皮は肌です。
洗顔後やお風呂上りには、肌の保湿のために化粧水をつけると思います。
でも頭皮は肌なのに化粧水をつけることはしません。
頭皮は乾燥にとても弱いので、保湿成分がたくさん入っているシャンプーを使うわけですが、シャンプーの保湿成分では保湿が役不足だからこそ皮脂の分泌が多くなってしまいます。(体質によりますが)
それなのに、化粧水をつけることはありません。
頭皮の表面は見えるものではないですし、化粧を載せることもありませんので、頭皮にも化粧水が必要だとは思わないのでしょう。
でも、洗髪後は本当に想像以上に頭皮が乾燥しがちです。
頭皮の保水のためには、化粧水のようなものがあればつけたがよいのです。
頭皮の保水が上がれば、皮脂量は自然に落ち、臭いも改善していきます。
これが最も頭皮の臭いを改善できる有望な方向性なのです。
ちなみに、コンディショナーは頭皮の保水、保湿をするためのものではありませんよ。
コンディショナーはあくまで髪の保湿やダメージ修復のためのもので、頭皮の保湿をするものではありません。
刺激を伴う成分が入るものもありますので、あくまで髪につけるだけにして、頭皮にはつかないようにしたほうがよいです。
頭皮の水分、潤いを直接補う頭皮専用の美容液。すっきりさわやかが戻ってきます!
でも、頭皮は顔の肌とは違いますので、顔用の化粧水をつけるわけにはいきません。
そこで頭皮の水分、潤いを直接補うために開発されたのが、頭皮専用の美容液
「イメルシオ」
です。
チューブ入りのジェルになっています。
保水成分が頭皮の角質層の中まで浸透し、長時間乾燥から守ってくれることでしっかりと毛穴を引き締め、皮脂を抑えます。
液ダレしない、また少量で頭皮の広範囲をカバーできるのも嬉しいところです。
頭皮の保水のみの成分なので、洗浄成分のような刺激成分が一切入っておらず、安心して使えます。
頭皮の角質層は洗浄している傍から乾燥していきますが、実際に皮脂が過剰に分泌された状態になるには、いくらなんでも洗髪後しばらくかかります。
- 洗髪後は塗れた髪の根元に雑菌が繁殖しないよう、しっかりとドライヤーで乾燥させること。
- 皮脂が多く分泌される前に、保水ジェルをさっと塗り伸ばし、角質層に浸透させること。
このように使えば、皮脂の過剰分泌は改善されていき、きりっとしたすっきりさわやかな頭皮がもどってくることでしょう。
きりっとした、健康な頭皮はきれいなサラサラの髪もつくってくれますよ。
シャンプーをこれまで色々変えてきたけども、頭皮のベタつきや臭いが改善できていないという方は、これからもシャンプーを色々変えるよりは、頭皮用の化粧品で頭皮の保水を試したほうが改善できる可能性が高いと思います。
「イメルシオ」は効果を確認できる、長期間のお試し期間がありますので、是非使ってみてください。
まとめ
年齢が進んでも、全く肌の保水力は落ちない、という人はいません。
どうしても化粧品によるケアが必要になります。
頭皮も肌と同じです。
年齢が進めば、頭皮も肌と同じように保水力が落ちます。
これは避けることができません。
また、何かあれば肌荒れするように、頭皮も肌が荒れたり、皮脂が過剰分泌されるようなことがあるのです。
むしろ頭皮は肌よりも弱く、「かゆみ、フケ、臭い」のような問題を起こしやすいのですが、それなのに目視できない部分だけにケアが軽視されがちです。
「かゆみ、フケ、臭い」のような問題がある方は、頭皮に肌と同等以上のケアをしたほうがよいのです。
そのケアとは、「頭皮の保水」です。
肌の保水は洗顔フォームではできません。
同じように頭皮の保水はシャンプーではできません。
もちろん、シャンプーは頭皮の保水のことも考えて作られてはいますが、上に上げたような様々なことが原因で、体質が変わり、頭皮力が弱った人には役不足のことが多いです。
役不足だからこそ問題が起きるのです。
シャンプーの役不足が起こす問題はシャンプーを換えても容易に解決できません。
「頭皮に保水状態を再現する」ことが目的の「頭皮用の化粧品」を迷わず使ってみましょう。